「人体実験…(^_^;)」〜タマネギの皮茶ダヨ〜
おはようございます。「漢方女性クリニックmio」の事務長として…いやいや、ただの不健康なオッサンが身を挺して行った「民間療法の一年余の人体実験」に対する、我がクリニックの院長による医学的分析です。
確かに、血圧、肝機能、コレステロース等の数値は、愕然とするほどの変化(良い方に)が見られました。血圧は、薬なしで(上)170⇒140〜120、(下)130⇒110〜90くらいです。当然、体重も減です。
生活習慣の現実的な改善や酒(二次会自粛)や食事を減らす(3〜4食⇒1〜2食)等の「総合的な良い子」をしていたせいもあるでしょうが、一応「事実」としてアップ致します。(タマネギの皮茶は、FBFの安田倫子さんにご教授頂きました。)
もちろん症例は一例だけですので、個人差はご承知おきください。また何よりも、この間、「二次会お断りの不義理」をしたお友達の皆さん、ゴメンナサイねm(__)m...
****************
漢方松江女性クリニック・mio
事務長の健康法・・・八百屋ならではのタマネギの皮のお茶の話。
事務長がタマネギの皮のお茶で体調がよいらしいです。あと食事の取り方とかも変わったそうだけど・・・・。でその人体実験(笑)にかんする一考察。
あくまで1例報告なんで他の人にどうかはしりませんがご参考に。
1)タマネギの皮。
タマネギの皮に関してはケルセチンの効果で高血圧の抑制・花粉症などによいと言われています。
ケセルチンはフラボノイドの一種で最近ではAMPKという酵素をactivationします。
さてこのAMPKは平たく言うと
活性が低い=がん細胞が増殖、メタボ、活力がなくなる。
活性が高い=代謝がいい、がん細胞の増殖を抑える、ATPというカラダを動かすエネルギーが増える
ものです。
少し難しく言うと
天然に存在する化合物の効果として「AMPKの活性化を介して疾患を予防し、治療することができる」ということが多くの研究者の注目を集めておりこのような化合物、天然の供給源に見られるフラボノイドの中でもAMPK活性化剤として期待されてるものに「ケルセチン(たまねぎ)、ゲニステイン(大豆)、エピガロカテキン(緑茶)、レスベラトロール(ブドウの皮)」などがあげられます。
これらがAMPK経路に影響を与え、それを通して糖尿病、肥満、代謝に関与する分子メカニズムが近年invivoとinvitroの研究で明らかされつつあります
2)時間栄養学
食事の時間帯で吸収の仕方がかわるというはなし。以前、「さんいんきらり」に書いたことがあります。
ホルモンの変化や、内蔵の機能には一日の時間で変化していることなんですが、今回の事務長の話のなかでは
「だらだら食い」をやめるとよかったという話でした。
「空腹」を感じる効果はなんでしょう。
たとえばですが
空腹になりインスリンの分泌が減る→「CRTC」というタンパク質が活性化して記憶力が向上する(慶応大学 坪田教授)
空腹になると胃粘膜で『グレリン』という成分が合成→グレリンによって成長ホルモンの分泌が高まる→筋肉や皮膚など、組織の修復、増殖を促す。脂肪の燃焼を促す(国立循環器病研究センター研究所)
事務長の「タマネギの皮効果」の理由はこのあたりでしょうか
2015年08月02日
友人が玉ねぎの皮で血圧安定をめざして、養生なさいました。その経緯と結果です。
フェイスブック友達の、錦織 伸行さんがわたくしのアドバイスがきっかけで、血圧調整養生をなさいました。そのいきさつです。
posted by rinko at 21:25| Comment(0)
| 健康
この記事へのコメント
コメントを書く