プライバシー設定: あなたの友
金木犀の思い出
多摩川の辺(ほとり)。
ゴルフの打ち放しの垣根が48本の金木犀。
今、周辺は香りに満ちています。
健康に溢れた従姉がお嫁に行く時に、愛媛県の弓削島は金木犀の香りに満ちていました。
30年も前の事ですが、その従姉が幼い4人の子供達を残して乳癌で亡くなりました。
丁度その頃、わたくしの病気が発覚。
両親も親戚も、驚きと哀しみに包まれ、亡き従姉が使っていた薬も養生法も全て従兄から貰えました。
中でも、わたくしに効いたと思われるのは、「スギナ」でした。
弓削島と琵琶湖の辺からと、二人の叔母が毎年綺麗なスギナを干して送ってくれました。
わたくしの回復を何れ程の方々が喜んでくださったでしょうか。
今は、わたくしの庭や多摩川の土手から摘んだスギナを時々使っています。
スギナは、ちゃんと干せば、味も香りもあまりありませんので、御茶にして飲めるのです。
わたくしの経験だけでお話ししているので、スギナの成分を検証したわけではありませんので、念のため。