2017年11月14日

風邪の手当て(のどの場合)

風邪の手当て

風は疲れが溜まって体力免疫力が低下した場合に罹るようです。
人混みや電車やバスの乗り物ではマスクを付けるというような、日頃からの用心は勿論ですが、「罹ったかな」と自覚したら、

  1. まずお医者様に診てもらう

  2. 家庭での手当て

    の順番が大事だと思います。自己判断だけでは「風邪をこじらせる」「ほかの病気を見落とす」危険が考えられます。


症状を感じた時に早めに手を打てば、風邪がのどや鼻だけで済んだものを風邪の菌を肺や腎臓まで下ろしてしまうことが、ママあるのです。

素人判断、民間療法だけに走ってしまうのは、だから危険だといいます。単なる風邪だと思っていたものに実は別の病気が潜んでいた、という話はよく耳にします。

今回は喉が痛い時の民間療法をご紹介しようと書き始めていますが、のどの痛みには恐ろしい病気が迫っていることがあるのです。
子供の場合ですがわたくしが4歳の時にのどが痛くて声がでにくくなって、母がお医者に連れて行こうか、といってくれた時に、勤めが終わって帰ってくる父に連れて行ってもらうから、と夕方遅くまで父の帰りを待っていました。(父は母より優しかったから、笑)
実はジフテリアだったのです。
当時は戦後まもなくでジフテリアが子供たちの間に流行っていて同い年の従妹も丁度罹りました。
時間が経つにつれてだんだん声が出なくなり息も苦しくなってきたのをみて、母がニンニクをすりおろして口に含み、わたくしの喉に吹きかけました。結果的にこれが良かったのです。ニンニクは殺菌能力が高いそうです。
ジフテリアは喉に菌が入って胞子のように白い幕を作り、子供の場合は息が出来なくなって亡くなってしまうことがよくありました。(従妹は亡くなりました)


但し、専門家の診断を受けて納得した場合以降は、伝統的な智慧、いわゆる民間療法を試みるのも、体が楽になる良い方法だと考えています。


自宅で手当てをする場合。(母から受け継いだわが家の民間療法です)
@熱めのお風呂

風に罹ったな、と自覚症状があって、熱が出ても頭が痛く無く元気もある場合は、普通のスケジュール通りの生活をして熱めのお風呂にも入ります。

わたくしの場合は42度がいいようです。

銭湯でお年寄りが熱いお湯に平気で入っているときに、わたくしが疑問を口にすると、母の解説では、年を取ってくると皮膚感覚が鈍くなるので、42度以上の熱いお湯に入っても、皮膚は赤くならず、若い人とはお湯の温度への反応が違うそうです。
熱いお湯というのは皮膚が赤くなる程度の熱さです。

疲れが取れるからと、ぬるめのお湯にじっくり入ると余計に風邪を進行させてしまうようです。お風呂の温度や入り方にはそれぞれの用途があるのですね。


A水分補給

汗が出たら、直ぐに着替えられるように下着の準備をしておきます。熱が高い時には下着がグショグショになって、一晩で何枚も代えることになります。
水分は白湯が一番いいのですが、面倒な時にはお水でもよく、一口ずつ、のどの渇きが治まる程度に飲みます。(一度にがぶ飲みはしない)
スポーツ飲料も水分補給にはいいのかもしれませんが、わたくしは、飲むと吐いたり気分が悪くなるので飲みません。水よりジュースが欲しい時もありますね。しかし、一般に子供が好むオレンジジュースは、わたくしの場合おなかを壊すのであまり飲みません。

自分にあった、体が欲しがる水分でいいのでしょうね。


B汗をかく

元気や、やる気が出ない場合は無理をせず、とにかく汗が出るように温かくして腰椎5番(肩甲骨の間の脊椎真ん中が汗のツボなので、そこをホカロンなどで温めるか、蒸しタオル(レンジで濡れタオルをチン)を当てます。
汗が出ない!と苦しんでいる方は是非試みてください。


C熱が下がったら

出来れば一日だけでも外へ出ない。仕事を休む。布団に入ってよく寝る。


誰でも熱のあるうちは、寝ているのですが、民間療法の一番大事なところは、熱が下がったときの養生です。
友人たちは生真面目な方が多く、ほとんどの方が、熱が下がったから、溜まった家事を片付けようと、掃除洗濯買い物仕事の続き、など張り切ります。
これが風の対応には一番悪いのです。
熱が下がっただけで、風邪はまだ治り切っていません。


養生というのは、次に風邪に罹りにくくする抵抗力、体力を養う、という意味があるのですから、体の再生、立て直しには休養する時間が必要なのです。
十分に休まないで動いた場合、またふとしたきっかけで風邪を引いてしまいます。
人間の肉体はいつも「破壊と建設」を繰り返しながら外からの刺激に対応しています。

破壊を受けても、いつでも立ち直る事、建設できる強い体になるには、風邪という経験を活かして、より風邪に対応のできる体つくりをする必要があるのです。
風邪に罹って体力が落ちたままで、日常の活動を始めてしまうと、体が風邪に対する対応能力を学習しないうちに、またまた疲労してしまうので、せっかくのチャンスを無くしてしまうことになるのです。
細胞は日々進化老化していますから、体を再生させる為には、上手に破壊と建設の仕事ができる人ほど健康体といえます。ですから、そのための風邪(破壊)はなんなく遣り過ごせるようになるといいのです。

今回は特にのどのトラブルの為に対処法を説明します。

喉(のど)に効くもの

お医者様にのどの痛みがあるときに何種類かのトローチを貰いますが、トローチといっても薬なので、それではない方法で喉の痛みやカスレを改善する方法を試してみるのもいいでしょう。

、大根の蜂蜜漬け
一番簡単。大根を短冊切りか、小さく切って蜂蜜に漬け、一晩置きます。朝になると水分が上がってきますのでそれを適量(スプーンで2〜3杯)コップに入れてお湯で溶かして飲みます。のどの痛みが取れます。

、葱(ねぎ)スープ
太葱でも万能葱でも好みの味付けでスープとして毎食飲みます。

、葱を長めに切りさっとゆでたものをタオルかハンカチに包んで喉に巻きます。ちょっと臭いがしますが、のどの痛みが一晩で取れます。


、花梨(かりん)の蜂蜜漬け
今(11月の終わり)丁度花梨の実が黄色く色づいてきています。スーパーに出ることもあります。実は大きいので1個で間に合います。蓋つきのガラス瓶(梅酒を漬けるときのような)にスライスした実を入れ、蜂蜜が実にひたひたになるまで入れます)1か月すればエキスを薄めて飲めます。実は固いのでスライスするときに手を切らないように注意が必要です。
喉が弱い人は常備しておき、のどが枯れたり、痛い時に年中使います。

出来上がったものがスーパーで、食品として売られている場合もあります。
わたくしは以前、吉祥寺のロジャース(安売りのお店)で買ったことがあります。

、みんなの前で話す必要のある方に。
玉子の黄身を生で飲みます。(生臭いので、ちょっと勇気が必要。わたくしは人前で話すのが仕事ですので、話す直前に玉子の黄身をツルリと飲むことがありました。90分ぐらいは滑らかに声が出ます。

、パワーストーンがお好きな方、アクセサリーをお持ちの方は、「喉には琥珀」が役に立ちます。のどのトラブルを解消してくれる石は琥珀です。
大抵の方はネックレスやペンダントでお持ちかもしれません。
また、アクセサリーになっている高いものではなく、石やさん(パワーストーンの専門店)では琥珀の原石を安価に売っていますので何かの機会にお店を覗いてもるのもいいですよ。

*喉、咳止め関係は、蓮根(れんこん)、大蒜(ニンニク)、生姜(しょうが)、が渇かせませんね。鶏ガラ出汁でそれらを入れたスープは食欲がない時には大変役に立ちます。もとから作るのが大変な時には、チューブ入りやスープの素を利用するのが便利です。

*わたくしは癌に罹ったときにはこれに人参をすりおろして入れ特性人参スープで乗り切りました。

*具合の悪い時には、あまり食べないのも養生のうちです。


食べ続けていると消化のために内臓が働こうとして疲れを加速することになります。動物は具合の悪い時にはじっとして、体調が戻るのを待ちます。人間も最近は食べ過ぎ飲み過ぎです。自戒を込めて留意したいと思います。


posted by rinko at 10:16| Comment(0) | 健康

2016年11月20日

ナースを意味する和語


親しくしていただいている医療ジャーナリストでもある原山建郎先生から11月19日メールを戴きました。
その中から「和語に関する話題」を、わたくしの感想を含めてメモしておきます。

大事な日本語(和語)ですね。
介護の現場こそ、患者、医療従事者互いの信頼関係が重視される。
信頼しあうには、心が通じる、ということが先ず大切である。
心が通じ合うには言葉が通じ合うこと。
言葉は発する人、受け止める人、互いの心を結んでくれるものだからだ。
特に病気の時など、緊急時は生まれ育ったところの言語でなくてはもどかしい思いをする。
医療現場に外国語は馴染まない。


二〇〇四年の日本生命倫理学 会講演で、野の花診療所鏡長・ 徳永進さんが、近代医療の中で 私たちが忘れているものが、
ナー スを意味する十四の和語( つつ しむ、いつくしむ、さする、ささやく、すくふ 、はぐ くを、たっ とぶ、わらふ 、 とまどふ、あやまる、ゆるしあ う、いのる、ほろびる、ゆいま ―る― ―琉球語で助け合う)に隠 されていると語った。

以上『 野の花ホスピスだ より』( 徳永進著、新潮文庫、 二〇〇九年)。 

欧米一辺倒の近代化は、日本 では未成熟に終る予感がする。
日本には日本の昔人の知恵が、 倫理という点においても残され ているのではないかと思う。
英 語で語れないものが和語には隠 されている、とちょっと力を込 めて語った。( 中略)
和語って何だろう。「 よしよし」 かな、「 まもる」かな、「 そば」 かな、いや「 かばう」 、いや違 う。何だろう。 】 ( 同書一七一 〜一

村松さんの、素敵なひと言。
「 察して行動、つないで紡ぐ。 紡ぐには、察する勘が必要。相 手の心に向き合う″ 目と 手″が不可欠。」

以上『メッセンジャーナース』村松静子監修・看護の科学社刊・2016年


*村松さんは、以前は看護婦(看護師)は医師の助手。医師の許可がなければ医療行為は何もできなかった立場から、独立して患者の側に立ち、アドバイスできるようにナースだけで活動のできる場を初めて持った方。

posted by rinko at 07:11| Comment(0) | 健康

2015年08月02日

友人が玉ねぎの皮で血圧安定をめざして、養生なさいました。その経緯と結果です。


フェイスブック友達の、錦織 伸行さんがわたくしのアドバイスがきっかけで、血圧調整養生をなさいました。そのいきさつです。

「人体実験…(^_^;)」〜タマネギの皮茶ダヨ〜
 おはようございます。「漢方女性クリニックmio」の事務長として…いやいや、ただの不健康なオッサンが身を挺して行った「民間療法の一年余の人体実験」に対する、我がクリニックの院長による医学的分析です。
 確かに、血圧、肝機能、コレステロース等の数値は、愕然とするほどの変化(良い方に)が見られました。血圧は、薬なしで(上)170⇒140〜120、(下)130⇒110〜90くらいです。当然、体重も減です。
 生活習慣の現実的な改善や酒(二次会自粛)や食事を減らす(3〜4食⇒1〜2食)等の「総合的な良い子」をしていたせいもあるでしょうが、一応「事実」としてアップ致します。(タマネギの皮茶は、FBFの安田倫子さんにご教授頂きました。)
 もちろん症例は一例だけですので、個人差はご承知おきください。また何よりも、この間、「二次会お断りの不義理」をしたお友達の皆さん、ゴメンナサイねm(__)m...

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漢方松江女性クリニック・mio

事務長の健康法・・・八百屋ならではのタマネギの皮のお茶の話。
事務長がタマネギの皮のお茶で体調がよいらしいです。あと食事の取り方とかも変わったそうだけど・・・・。でその人体実験(笑)にかんする一考察。
あくまで1例報告なんで他の人にどうかはしりませんがご参考に。
1)タマネギの皮。
タマネギの皮に関してはケルセチンの効果で高血圧の抑制・花粉症などによいと言われています。
ケセルチンはフラボノイドの一種で最近ではAMPKという酵素をactivationします。
さてこのAMPKは平たく言うと
活性が低い=がん細胞が増殖、メタボ、活力がなくなる。
活性が高い=代謝がいい、がん細胞の増殖を抑える、ATPというカラダを動かすエネルギーが増える
ものです。
少し難しく言うと
天然に存在する化合物の効果として「AMPKの活性化を介して疾患を予防し、治療することができる」ということが多くの研究者の注目を集めておりこのような化合物、天然の供給源に見られるフラボノイドの中でもAMPK活性化剤として期待されてるものに「ケルセチン(たまねぎ)、ゲニステイン(大豆)、エピガロカテキン(緑茶)、レスベラトロール(ブドウの皮)」などがあげられます。
これらがAMPK経路に影響を与え、それを通して糖尿病、肥満、代謝に関与する分子メカニズムが近年invivoとinvitroの研究で明らかされつつあります
2)時間栄養学
食事の時間帯で吸収の仕方がかわるというはなし。以前、「さんいんきらり」に書いたことがあります。
ホルモンの変化や、内蔵の機能には一日の時間で変化していることなんですが、今回の事務長の話のなかでは
「だらだら食い」をやめるとよかったという話でした。
「空腹」を感じる効果はなんでしょう。
たとえばですが
空腹になりインスリンの分泌が減る→「CRTC」というタンパク質が活性化して記憶力が向上する(慶応大学 坪田教授)
空腹になると胃粘膜で『グレリン』という成分が合成→グレリンによって成長ホルモンの分泌が高まる→筋肉や皮膚など、組織の修復、増殖を促す。脂肪の燃焼を促す(国立循環器病研究センター研究所)
事務長の「タマネギの皮効果」の理由はこのあたりでしょうか


玉ねぎの皮.jpg







posted by rinko at 21:25| Comment(0) | 健康

2014年10月05日

歩くことがなぜいいのか。


歩くことがなぜいいのか。


それはふくらはぎの「ミキシングウオーク」になるからです。
ふくらはぎは足に溜まった血液を心臓にもどしてくれる働きをしています。
歩く時間もない!という方はふくらはぎのマッサージをお勧めします。
わたくしの教室でも「ふくらはぎのマッサージ」をやっています。
自分でできるので、とても気持ちがいいし、疲れも取れますので、人にやってもらおうと思わないで、まずご自分でおやりになってみてください。
やり方
@仰向けに寝る
A膝を立てる
B片方のふくらはぎを片方の膝頭に載せる
C足首からひざ裏までゴシゴシこずる
D真ん中、内側、外側、の3か所に分けて丁寧に。
以上です。
E座って膝を立てて両手で揉むのもお勧めです。
いつでも思いついたら、出来るところからどうぞ。


以下に書かれていること「ふくらはぎは第二の心臓である」はどの健康法の本にも紹介されていますね。

時間はかかりませんので、早速実行してみませんか?


肩こり、腰痛、高血圧、冷え性、便秘……。
何かしらの持病を抱えていらっしゃる方は
多いのではないでしょうか。
長時間のデスクワークや便利で快適な生活から
体を動かさなくなり、血流が悪くなっていることが
原因といわれています。
「血液が体内を循環するには、
 心臓から押し出す力だけではなく、
 足先からの血液を心臓へ押し戻す力も必要であり、
 その役割を果たしているのがふくらはぎ。
 ふくらはぎは第二の心臓である」

posted by rinko at 07:45| Comment(0) | 健康