2017年04月19日

第25回「倫子塾」で學ぶ 甦る美しい國語 講座の御案内

第25回 倫子塾で學ぶ 甦る美しい國語講座開催のお知らせ


*4月26日(水)19:00〜20:30

*場所:倫子塾吉祥寺本部教室 
    武蔵野市御殿山1−6−1 吉祥寺サンプラザビル1階

*受講料:3000円(資料代含む。当日お持ちください)

詳細

今回の主なテーマ

*やまとことばの美しさと働きについて。

*『政治問題としての国語問題』豐 源太編著 動向社 平成13年4月29日発行。
プリントを配布します。
本文を素読し、解説、鑑賞していきます。

執筆者は他に川畑賢一、中村信一郎氏。
推薦者は、小田村四郎(國語問題協議會 會長)、小堀桂一郎(國語問題協議會 副會長)、他。
*推薦文の一部をご紹介します。
...
青木英實(中村学園大学教授・国家構想研究会議代表)

言ふ迄もなく国語は国民文化の中核である。国語を通じて我々は父祖と繋がり、父母と繋がる時に初めて国民の歴史意識は形成される。

凡百の政治論議の前にまづはこの書の叫びに耳を傾けよ。
以上です。

*前回の続き「国語の練習問題」を致します♪
*唱歌を謳います。

2017年02月23日

御報告 第23回倫子塾で學ぶ 甦る美しい國語教室は無事開催されました。


雛段.JPG御報告[其の1]
「第23回倫子塾で學ぶ 甦る美しい國語」教室が開講され、無事終了致しました。2017/02/22.19:00~20:30実施。

主に3つのテーマでお話を致しました。
[
]國語教室ではCDにあわせて文語の童謡、唱歌などを1~2曲歌います。
[
]文語で書かれた美しい日本語を読む。
本日は今まで少しずつ読んで来た「高等小學校修身書第二學年兒童用」教科書(明治3612月発行・平成26月復刻)の最後迄を読みました。
[
]美しい日本語を身につけるために、というお話をし、そのための練習問題の課題をお出ししました。

[]次回の予告として、いつもの歌、優れた文語の素読と解説、美しい日本語を身につけるための練習問題、それに特別講座としてわたくしの作成した「言霊(ことだま)カード」を解説し、差し上げるお約束を致しました。
日本人の精神の発露である大和言葉には、唱えるだけで幸せな気持ち、環境になる強い力が御座います。
纏まったもので例を示せば、祝詞(のりと)やお経(真言・マントラ)などがそうですね。
運が良くなる、とか元気がでるといわれている、大和言葉の単語を集めました。
お気に入りの単語を切り取って、お財布やカード入れに忍ばせて、時々見たり呟いたりするのもいいですね。
どうぞお楽しみに。

[1]

唱歌「うれしいひな祭り」サトウハチロウ―作詞、河村光陽作曲(1935年作)を歌いました。子供の頃から親しんで来た、前奏を耳にしただけで、明るく懐かしい、心弾むメロデイですので、皆さんご存知でした。歌詞をお配りし、CDを1回聴いただけで大きい声で歌えました。

その上で歌詞の説明を致しました。


@「お内裏様とおひな様」について
お雛様は元々男女のペア。日本人を代表する存在としての人形(ひとがた)。天皇皇后両陛下をモデルとして、お二方一対(おふたかたいっつい)を指します。「お内裏様」は「両陛下」と直接申し上げるのを憚って(はばかって)、お住まいの「内裏」を両陛下の象徴として御呼びするのです。
人形単体では、男雛(おびな・お殿様)、女雛(めびな・お姫様)と申し上げます。

内裏(だいり)は陛下のお住まいになっている場所(御所・ごしょ)全体の建物を指します。特に陛下の御公務を執られる清涼殿(せいりょうでん)へは、当時の貴族(冠位十二階)の内、六位以上の身分の方しか立ち入る(上がる)ことを許されていなかったので、これらの人々を「殿上人・てんじょうびと」とお呼びしました。

A「赤いお顔の右大臣」は本来「左大臣」でなければならないところです。
「左尊右卑」という古来の考えから来たもので、左と右とでは左が上なのです。
陛下から見て左側が上席ということになり、従って陛下の左には何方(どなた)も来ることはできないのです。
今でも清涼殿の庭には魔除けを願い、繁栄を寿ぐ(ことほぐ)「左近の桜、右近の橘」が植えられていて、雛飾りもそれに倣って(ならって)我々から向かって右に桜が置かれます。
従って臣下として最高の身分である左大臣は年上(年配)で表し、右大臣は若者として表していて、色の白い美形の人形になっています。

お年を召して、人より先に赤い顔で白酒でも召されたか、と微笑ましく描写するなら、それは「左大臣」でなければならないのです。
実際の雛人形の左大臣は赤い顔で年寄に作られ、右大臣は凛々しい美形の色白の若武者に作られています。

B古式に則れば(のっとれば)、雛人形は我々から見て左側に男雛、右側に女雛が配置されます。我々から見れば、左側が上席だから、陛下が左になるではないか、ということです。現在はこれを京都風(関西風)の飾り付けと言っています。関東は逆位置もありますから、ややこしいのです。
しかし、次の段以下は我々から見て右側(陛下から見て左側)が上席になるように置かれています。

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日の午前中にカルチャー教室で「丹田腹式呼吸法」講座を担当しましたが、会場が浦和ロイヤルパインズホテルでした。そこで立派な雛飾りを見かけました。
此処では古式に則って、女雛が右側になっておりました。
教材に丁度いいので写真を撮って、「上巳の節句・ひなまつり」の冊子も貰って来て皆様に御見せしました。
浦和は人形の町岩槻(いわつき)に近く「東玉」という人形の老舗が提供している、お道具も入れて七段の最高級の立派な雛段飾りでした。

以上のことから、サトウハチローは亡くなるまで、この歌詞は恥ずかしいので歌わないで欲しいと言われていたそうすが、それならご存命中に直してくださったらよかったのに、という氣が致します。
しかし、素晴らしい詩を沢山遺してくださった、日本の誇る詩人には違いありません。

また、五節句についても簡単にご説明致しました。
雛祭りはその中の「上巳の節句」にあたるからです。

C「お嫁にいらした姉さま」は、この歌を作るときサトウハチローは、嫁入りが決まった姉がその直前に亡くなってしまったので姉を偲んで歌を作ったといわれています。ですから、心弾む歌ではなくて、しっとりと、しみじみ歌詞を書いたのかもしれません。

D「今日はわたしも はれ姿」は少し前までは日本の生活の中にも「晴れと褻(け)」の区別をきちんとつけていました。
節句を含む行事はすべて「晴れの日」です。
わたくしは昭和22年(1947年)生まれですが、我が家では毎年、母が下駄や履物を新しく用意してくれました。
小学校の時は元旦にお雑煮を簡単に済ませたあと、学校へ行き、正月の式典に臨みました。先生方は式服で、大きな国旗を掲揚した講堂に整列して、教頭先生の開会の辞があり、君が代斉唱、一月一日の歌を歌いました。
校長先生の短い祝いの言葉で式は閉会となります。
その後教室に戻って、紅白のお饅頭を戴いて帰るだけでしたから、とても嬉しい日でした。
ちなみに、おせち料理は学校から帰ってお昼と夜に家族みんなで戴きました。

学校行事にも、生活の中にも意味のある行事の復活を願いたいものです。
そのためには、先ず「國民の祝日」を意味のあるものに戻し、日曜日と重なったから、とか第〜日曜日だから、とかではなく本当に「記念」する日を動かさないでもらいたいのです。
記念日というものは、曜日や語呂合わせで記念日になるわけではありません。企業のCMや商売の宣伝の為だけに使われるものでもありません。
記念日をもっと厳粛に受け止めて、しっかりとこころに刻んでいくための日を過ごしたいものです。


(参考1)サトウハチローは日本の詩人、童謡作詞家、作家。代表作「リンゴの唄」「長崎の鐘」1903~1973
(参考2)
「うれしいひな祭り」サトウハチロー作詞・河村光陽作曲(1935年作)


あかりをつけましょ ぼんぼりに    (灯り 雪洞)

お花をあげましょ 桃の花

五人ばやしの 笛太鼓(ふえたいこ)    (囃子)

今日はたのしい ひな祭り        (雛祭り)


お内裏様(だいりさま)と おひな様    (お雛様)

二人ならんで すまし顔(がお)

お嫁(よめ)にいらした 姉(ねえ)様に

よく似()た官女(かんじょ)の 白い顔


金のびょうぶに うつる灯()を     (屏風 映る)

かすかにゆする 春の風         (微かに 揺する)

すこし白酒(しろざけ) めされたか

あかいお顔の 右大臣(うだいじん)


着物をきかえて 帯(おび)しめて      (着替えて 締めて)

今日はわたしも はれ姿(すがた)      (晴れ姿)

春のやよいの このよき日         (弥生 佳き日)

なによりうれしい ひな祭り   


注:配布資料は縦書き。括弧内の漢字は資料用に補足しました。

(以下、報告第[]に「美しい日本語を身につけるには」に続く)。





2017年02月19日

御案内 「第23回  倫子塾で學ぶ  甦る美しい國語」講座



2月22日(第4水曜日)

「第23回 倫子塾で學ぶ 甦る美しい國語」講座

19:00〜20:30
 「倫子塾吉祥寺本部教室」

言葉はその民族の誇りです。
美しい響きで語るだけではありません。
言葉の底に流れる日本人の道徳心、倫理観、「お天道様は観ている」と、自然の中から学んできた日本人の美徳を、古典作品を素読、音読、現代語での解説などを通して甦らせて行きます。
文語表記の歌も歌います。

初めての方でも、國語の講座とはどのようなものか、体感してみませんか?



魂を大切にする授業


このホームページをお訪ねくださった方は、わたくしの活動を理解してくださっているものと嬉しく存じます。

1985年8月に、教師としての教育活動に加えて、こころとからだの相談室「教育研究室てら」を立ち上げ、学校の勉強ばかりではなく、生きていくすべての局面においてのヒントをご要望の都度、差し上げてきました。
*「てら」には「寺子屋」「地球」という意味を含ませています。


病院ではからだのケアを、学校では勉強を、それぞれの専門分野を活用して必要な方々の声に応えてくれる、便利な世の中になりました。
しかし、ひとつのところで、こころとからだのケアが同時にできるところはなかなかありません。
人間には両面が必要なのです。


人間は、こころとからだを併せ持った宇宙の生命体(魂の存在)の一つです。
人間にとってはからだとこころを切り離すことはできません。

そこで、わたくしは、「国語・書道」の教師の傍ら、国語学を究めるために、大学院の博士課程を修了し、ヒーラーの学校にも通い、「デバイン・ヒーラー」の資格を取りました。
氣を体感するために50年の長きに亘って武道の稽古にも努めて参りました。


「病は氣から」と申しますが、「氣」を感じることができれば、殆どの不定愁訴は取り払うことができることも知りました。
その中で、国語の授業でも、単に言葉の仕組みを學ぶだけではなく、「日本人が母国語を學ぶとは、どういうことか」気づけるような授業をしてきました。


わたくしは、教育という仕事に身をおいて42年間、65歳で定年退職するまで教壇に立って、学習指導要領の主旨に添って授業をしてきました。
退職してからは、自分主宰の寺子屋である「倫子塾」で愈々(いよいよ)国語の授業の集大成に取り掛かり、言葉を通して「魂に働きかける授業」をこの5年間やって参りました。


サウンドスケープは身の周りの音に五感を開くこと。
ディープリスニングとは魂と会話すること。

私の「魂を磨く講座」は五感を開く(鋭くする)ことが基本です。

日本人に伝えられてきた「大和魂」を呼び覚ますには、その精神の発露である「言葉」(大和言葉)を學ぶことが道しるべとなります。
本来の日本人は「お天道様」を味方につけて、明るく真っ直ぐに日々を歩んで来たのです。


心に太陽を持て

唇に歌を持て


これは戦前、ドイツの各家庭に掲げられていた詩の一説ですが、日本人にも好まれました。

万葉以前の人々の神々に祈る言葉にはメロデイも節もついています。労働歌にも童謡にも、目に見えないものに敬意を抱き、大切にしてきた我々の祖先のおおらかな気持ちを汲み取ることができます。

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*「倫子塾」住所:武蔵野市御殿山1−6−1吉祥寺サンプラザビル1F(JR吉祥寺・京王線吉祥寺駅より徒歩2分・西口交番前)
地図、問い合わせ、御案内はホームページ案内ページをご参照ください。
*受講対象は高校生以上です。高校生以下の方はご両親の責任付き添いでお願い致します。その場合の受講料はご相談下さい。
*予約不要です。直接いらして下さい。
*受講料は受付で、おひとり様3000円です。




2017年01月10日

「第22回 倫子塾で學ぶ 美しい國語」講座開催のお知らせ


「第22回 倫子塾で學ぶ 美しい國語」講座のご案内


詳細
「國語の勉強」と聞くと、今更ですか。と思われる方と、ああ、もっと厳密に日本語について學んでおけば良かったとあらためて思う方とがいらっしゃるのではないでしょうか。

生まれ育った日本という國で、日本語を話す時に、それを「国語」といいます。
これに対して、外国の方がこの言語を學ぶ時には「日本語」と呼びます。
語学スクールでの言語としての「日本語」ですね。

ネイティブではない方が、その國の言葉を學ぶ時には、民族の依って立つ精神を學ばないと、挨拶や買い物が出来るとしても、ネイティブのようには心を伝え合うことは出来ないことを実感するでしょう。

日頃、何不自由なく日本語を話しているつもりの日本人も、本当に自分は日本の精神が、大志が、文化が、語れるのか、となるとどうでしょうか。

世界一永く培って来た日本の文化歴史の中で、美しい國語を、學び直してみませんか?

神話や歴史物語、偉人伝、學ぶ材料は山ほど有ります。

例えば、昔の日本の歴史書は「〜鏡」と名前が付けられています。
それは歴史とは、今を生きる人の「かがみ」であることを知っていたから付けられたのでしょう。


*1月25日水曜日19:00〜20:30
*場所 倫子塾吉祥寺本部教室 吉祥寺サンプラザビル1階(スペース18)
*会費3000円。